日本の祭りと御代替り展

「日本の祭りと御代替り展」を終えました

国書刊行会版『大嘗祭』 学生社版『大嘗祭の世界』これを再版しようと父(真弓常忠)が言い出したのは、2年前の8月(陛下の譲位報道のすぐあとだった)

その年の冬に国書刊行会を行って再版する意思のないことで、当時残っていた書籍を全冊ひきとった。その後電子書籍で発行しようということになり、以後2年間にわたり『大嘗祭』『大嘗祭の世界』の本の画像と図をあつめた。仮に印刷するにしてもカラーもモノクロもそう印刷費は変わらないので、カラーで絵図や写真の多いものを作りたいと思っていた。

昨年10月の秋篠宮殿下の報道から「大嘗祭」が注目され、その後筑摩書房で文庫での再版が決まったのは11月27日だった。発行は4月10日と決まったのも今年2月になってからだった。父が帰幽した日に本が届いたので、これからはこの本を元にやっていくように言われているようで、その想いを繋がねばと決めた。

カラーで持っている絵図や図面、資料を自宅に遺したままにしているのはもったいない。

父の書棚にあった昭和の御大典絵巻のほか、この2年間に宮内庁書陵部で撮影した昭和と平成の写真と資料で書陵部所蔵資料(図書寮文庫と宮内公文書館)の画像で許可をいただいたもの。知人からいただいた書籍や絵巻を公開することに決め、長男の帰阪にあわせ、「日本の祭りと御代替り」展を堺・宿院頓宮とハルカスで開催することにした。

ハルカスのワークショップに参加された方から、写真や絵図を集めるのは大変だったでしょうと質問を受けたが、昔とちがってデータのやりとりで撮影もだいたいは「iphoneのアプリで簡単だった」のだが。

さて、ハルカスでの展示を終え、ホンモノを子どもの手に触れさせたい想いがあるが、コレが かなりハードルが高いようで、この格調を保ちつつ どういう切り口で模索せねばならないようだ。

古来から続く宮中の祭り=今年の10月22日即位式、11月14・15日大嘗祭が行われる前にどう広く理解してもらえるだろうか?

江戸時代はは絵図、モノクロの写真(昭和)だったのが、今年はたぶん映像で見ることになるだろう・・・その前にぜひとも”子どもたちに日本の伝統を伝えたい”気持ちは変わらないのでアドバイスを受けたことがあり、今後検討していきたい

「大嘗祭之図」(立起図 嘉永度・明治15年写)は嘉永の大嘗宮を建設されたときの江戸時代の飛び出す絵本・・・立体模型で、今回写真から原寸大の展開図をつくり、ペーパークラフトを作った。たぶん原寸大「令和の写し」なので、上京したときに宮内庁を訪ね、ホンモノと比べてきたいものだ。

『大嘗祭の世界』平成元年、学生社刊

挿絵の絵図もカラーデータで宮内庁書陵部より出版許可をもらい、絵本作成をめざすことに!! 乞うご期待!

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